FEMINGWAY 〜有限要素法解析など構造設計にまつわる数理エッセイ〜

新着記事

本エッセイは、第122話をもって掲載終了となります。

第22話 蘭均

土質力学を学ぶ人は必ず土圧の公式に出会うことになりますね。 古典的土圧理論にはクーロン土圧とランキン土圧という2大理論があります。前者は剛体力学をベースにしており、後者は塑性理

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第19話 懐かしい名

本エッセイの姉妹エッセイである“有限要素法よもやま話”、第17話で変分法誕生の端緒となった問題、最速降下曲線問題のことを少し紹介しています。 ヤコブ・ベルヌイ(J. Berno

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第18話 ハンガリーの不幸

昨秋(2002)、出版された“僕の起業は亡命から始まった”という書物を読んでみました。 インテルの創業者の一人であるアンドリュー・グローブ氏の半生の自伝です。筆者は伝記物を読む

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第17話 天才的工学者

すでに遠い昔のことになりましたが、筆者は大学院生初年の時、“工学における数学的方法”という本を読んだことがあります。その本の中で、自重による棒の座屈現象を表現する微分方程式に出

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第16話 ゲッチンゲンの山脈

経済学などの行動科学の分野に数学者が進出して以来、いまでは応用数学者の定義も広範囲になってしまっていますが、古典的な意味での応用数学者は応用力学者と言い換えてもいいほど、力学分

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第15話 地方の実力

日本で初めての官制大学、東京大学が創設されたのは西南の役があった年、明治10年(1877)のことでした。そのとき、物理の第一期生として入学した一人が第12話で登場してもらった田

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