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阪神・淡路大震災や東北での巨大地震を目の当たりにした建設系の構造設計者にとって、耐震設計の拠り所である振動理論で線形理論がどれほどの存在価値があるのか、設計現場を離れて久しい筆
構造物の固有振動数を求める解析は、実際の数値解析の困難さはともかく、それを表現する理論式は次式の通りシンプルである。よく知られているように、これは数学的には固有値問題である。
筆者は、5年ほど前から気になっていた本がありました。東京工業大学、中央大学の教授を歴任されていた今野浩氏が執筆されている「工学部ヒラノ教授」から始まるヒラノ教授シリーズのことで