前話同様“理系こぼれ話”第14話に登場してもらった内田五観こと内田弥太郎(1805-1882)とは少し先輩に当たるのですが、ほとんど同時代を生きた人物に斎藤弥九郎(1798-1
前話同様“理系こぼれ話”第14話に登場してもらった内田五観こと内田弥太郎(1805-1882)とは少し先輩に当たるのですが、ほとんど同時代を生きた人物に斎藤弥九郎(1798-1
本エッセイの読者は、ほとんどが理系分野の方々だと思いますので、日本史には興味がないという方もおられると想像します。しかし、日本にもこんな悪い奴がいたという歴史を是非知っていただ
日本の災害史上、特筆すべき昨年(2011年)の東日本大震災で、福島県の人たちの中から故郷を離れていく人が少なからずおられると聞きます。もちろん、原発事故による放射能汚染を避ける
初夏の一日、福井市への小旅行をしてきました。歴史好きの人間には、一度は訪れたい場所ですが、筆者には二度目の訪問でした。40年近く前の一度目の訪問時は、知る由もなかったのですが、
京都では、春、夏、秋と年に3度、場所を変えて“古本祭り”と銘打った古本市が開催されています。大阪では、古本市が年に何回も開催されているようですが、大阪まで出かけるのは億劫なので
読者の皆さんは、寺院を訪れた際、塔頭(たっちゅう)という言葉を見たり聞いたりしたことがないですか。京都のお寺では、よく耳にする言葉です。塔頭とは、ひと言でいえば、“お寺の中のお
日本は八百万神の国ですから、神社の数が多いですね。京都に住まいを持つと、お寺の数もさることながら、神社が多いことも実感できます。神社は、神官職の資格さえ取れば誰でも神社を建てる
過日、広辞苑をペラペラめくっていたら、“山階(やましな)道理”という、聞きなれない言葉が目に入ってきました。その意味について、広辞苑には、こう書いてありました。
筆者の会社人生は転勤の連続でした。所帯を持ってからでも10回の引っ越しを経験しています。大阪市をスタートに、浦和市(現さいたま市)、長野市、大津市、京都市と住まいを変遷してきま
のっけから物騒な話題の暗殺話で申し訳ないですが、まあ、未遂に終わったことでもあり、なによりも対象となったのが全く意外な人物なので、昨年(2009年)仕入れた話を読者の皆さんにつ