新島襄(1843-1890)と言えば、一般には同志社大学の創立者として知られていますね。ただし、大学の創設に新島が奔走したのは事実ですが、彼の生前には大学は出来ていません。新島
新島襄(1843-1890)と言えば、一般には同志社大学の創立者として知られていますね。ただし、大学の創設に新島が奔走したのは事実ですが、彼の生前には大学は出来ていません。新島
姉妹エッセイの“理系夜話”の所々で東大の先生の話をしてきたものですから、読者の一人から、筆者も東大卒ですかと質問を受けました。光栄なる誤解を受けましたが、残念ながらそうではあり
大学の数ある学部の中で、工学部ほど時代の空気に敏感に反応して、同一学部内での活力分布が変わってしまう学部はないでしょう。進路選択に当たっての難関度や人気度をバロメータとするなら
私事の話で恐縮しますが、筆者は休日の散歩のついでに大型書店をよくのぞきます。本好きゆえ各分野の書棚に目をやるものですから、科学書のコーナーでビュフォンという人の名を本の背表紙に
読書の楽しみの1つは意外な事実を発見することでしょう。特に筆者にとっては、ある事で知っている人物が予想もしなかった場面で登場してくれた時がそうです。19世紀イギリスの応用数学者
工学問題に出てくる常微分方程式には2階微分のものは多いですが、意外と1階微分のものは少ないと感じますが、どうでしょうか。それにしても、1階微分方程式にはベルヌイの微分方程式とか
サイエンス部門の岩波新書の中に、インフェルトという人との共著になっているアインシュタインの“物理学はいかに創られたか”という上下2冊の本があります。 アインシュタインお得意の思
過日、確率論の歴史物を読んでいますと、フォン・ミーゼスの名が出てきて驚きました。材料塑性学でわれわれがよく知るあのミーゼスかと思って調べてみましたら、まさに同一人物でした。 筆
前回、既にバイロンを死なせてしまいましたが、彼の人生を少し後戻りさせます。バイロンとアナベラとの不幸な結婚から1年後の別れの直前、アナベラはバイロンの子を生んでいます。この女児
唐突で恐縮しますが、読者は次の英文を覚えておられるでしょうか。 I awoke and found myself famous (朝、目を覚ますと有名になっていた) これは英国