FEMINGWAY 〜有限要素法解析など構造設計にまつわる数理エッセイ〜

新着記事

本エッセイは、第122話をもって掲載終了となります。

第12話 “館”は前か後ろか

日本が西欧の近代文明を輸入して以来、何度か漢字の廃止論が出ていますね。それも著名な知識人が率先して提案するものですから、一蹴できるような議論でもなかったようです。 最初の提案者

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第10話 私が薦めるこの一冊

「私淑する」という言葉がありますね。筆者が私淑した一人は、元東京大学物理学教授の坪井忠二先生でありました。そのきっかけは学生時代にふと手にした一冊の本でした。 その本とは岩波書

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第9話 いじめで名を残す

歌手の世界では一発屋という言葉がありますね。1曲だけヒットして後はさっぱりという意味でしょうが、聞き手にしてみたらその1曲でしかその歌手のことを知らないわけです。筆者にとって、

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第8話 オイラー小事典

前回、オイラーの業績を述べました。彼は数学分野、物理学分野両面での功績があり、後世、彼の名が冠せられた専門用語が多くあることは既に述べました。構造物の力学に携わる者は、剛体を扱

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第6話 幸運児クーロン

ABC の法則、XYZ の定理といったように公式めいたものには、その部門に寄与するところの大きかった有名な物理学者もしくは数学者の名を冠に戴くことが多いですね。これをフランス語

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