FEMINGWAY 〜有限要素法解析など構造設計にまつわる数理エッセイ〜

新着記事

本エッセイは、第122話をもって掲載終了となります。

第1話 但馬の人々

姉妹エッセイの“理系夜話”の所々で東大の先生の話をしてきたものですから、読者の一人から、筆者も東大卒ですかと質問を受けました。光栄なる誤解を受けましたが、残念ながらそうではあり

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第62話 東欧が生んだ父たち

大学の数ある学部の中で、工学部ほど時代の空気に敏感に反応して、同一学部内での活力分布が変わってしまう学部はないでしょう。進路選択に当たっての難関度や人気度をバロメータとするなら

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第61話 ビュフォンという人

私事の話で恐縮しますが、筆者は休日の散歩のついでに大型書店をよくのぞきます。本好きゆえ各分野の書棚に目をやるものですから、科学書のコーナーでビュフォンという人の名を本の背表紙に

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第59話 侯爵夫人の家庭教師

工学問題に出てくる常微分方程式には2階微分のものは多いですが、意外と1階微分のものは少ないと感じますが、どうでしょうか。それにしても、1階微分方程式にはベルヌイの微分方程式とか

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第58話 二面相の物理学者

サイエンス部門の岩波新書の中に、インフェルトという人との共著になっているアインシュタインの“物理学はいかに創られたか”という上下2冊の本があります。 アインシュタインお得意の思

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第57話 流浪の応用数学者

過日、確率論の歴史物を読んでいますと、フォン・ミーゼスの名が出てきて驚きました。材料塑性学でわれわれがよく知るあのミーゼスかと思って調べてみましたら、まさに同一人物でした。 筆

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